be aware ofとnoticeの違い!become aware ofの言い換えを解説!

「be aware of」は高校英語で学習する大学入試のための必須英熟語です。今回は、「be aware of」と「notice」の違いについて解説していきます。記事の後半では、「become aware of」を使った言い換えについても紹介していますので、合わせてご覧ください。

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「be aware of」と「notice」の意味の違い

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be aware of~・・・「~に気付いている,~を認識している」
awareは形容詞で「気付いている」という状態を表す。

notice・・・「気付く」
noticeは動詞で「気付く」という動作を表す。
※noticeには「通知,注意」という名詞の意味もある。

簡潔に言うと、以上の内容が「be aware of」と「notice」の意味の違いになります。「be aware of」に使われている「aware」は「気付いている」という意味の形容詞です。ですから、be動詞を伴って「~に気付いている,~を認識している」という状態を表します。

一方、「notice」は動詞なので、「気付く」という意味の動作を表すという違いになります。

そもそも「aware」と「notice」は品詞が異なるので、それぞれの使い方も全く違います。それでは、「be aware of」と「notice」の使い方の違いを簡単な例文で確認してきましょう。

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「be aware of」と「notice」の使い方の違い

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We are aware of the problem.
 
私たちはその問題に気付いています。

この例文は、私たちがその問題についてすでに知っている、そしてその問題を認識しているという状態を表しています。「aware」は形容詞なのでbe動詞を伴い、「the problem」のように名詞が続く場合は、前置詞の「of」を使います。

何に気付いているのかを文章で説明したい場合は、「be aware that SV」の形で表すことができます。たとえば、「We are aware that the work is difficult.(私たちはその仕事が困難であることを認識しています。)」このようにthat以降に「the work is difficult(その仕事は困難である)」という文章で認識している内容を説明することができます。

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We noticed the problem last night.
 
私たちは昨夜その問題に気付きました。

「notice」は「気付く」という意味の動詞なので、この例文のように、昨夜のある時間に問題があることに気付いたと言いたい時は、「気付く」という動作を表す「notice」を使います。

We became aware of the problem last night.
 
私たちは昨夜その問題に気付きました。

「become aware of」に使われている「become」は「ある状態になる」という意味の動詞です。問題に気付いていない状態から、問題に気付いた状態になるという意味合いで、「notice」の代わりに「become aware of」を使って言い換えることができます。「be aware of」の使い方と合わせて「become aware of」の使い方も覚えおきましょう。

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