今回は「bring about」の意味と使い方を例文で解説していきます。「bring about」と似た言葉に「cause」という動詞があるので、覚え方のポイントを合わせて確認していきましょう。
「bring about」と「cause」の意味
「引き起こす,もたらす」
「bring about」は、動詞の「bring」と副詞の「about」を組み合わせた句動詞です。「bring」は「持ってくる」という意味で、何らかの物事をある場所に移動させることを表す言葉です。「about」は漠然とある場所の周辺を表す言葉です。
ですから、「bring about」は、ある場所に原因となるものを持ってきて、漠然とその周辺に結果をもたらすという意味合いになります。
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動詞の「cause」も「引き起こす,もたらす」という意味の言葉で、「bring about」と「cause」はほとんど同じ意味になります。それぞれの違いをあえて言うとすれば、「cause」よりも「bring about」の方がフォーマルな表現です。日常会話では「cause」を使う頻度の方が多いように思えます。
「bring about」のように少し変わった表現は大学入試で出題されることがとても多いです。特に「bring about a change in ~(~に変化をもたらす)」この形の英文をよく見かけます。
「bring about」と「cause」は、似た言葉なので合わせて使い方を覚えておきましょう。
「bring about」と「cause」の使い方
原因 + bring about + 結果
原因 + cause + 結果
「bring about」と「cause」の使い方のポイントは、必ず原因を表す言葉が主語になり、「bring about」または「cause」の後に結果を表す言葉がくるということです。覚え方は「原因 + bring about + 結果」「原因 + cause + 結果」この形で覚えておきましょう。
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Her speech will bring about a change in public opinion.
彼女のスピーチは世論に変化をもたらすだろう。
この例文では、「Her speech(彼女のスピーチ)」が原因を表す主語になっています。そして句動詞の「bring about」の後に、結果を表す言葉の「a change in public opinion(世論の変化)」が使われています。このように必ず「原因 + bring about + 結果」の位置関係になるのが使い方のポイントです。
His carelessness caused the accident.
彼の不注意がその事故を引き起こした。
この「cause」を使った例文でも使い方は同じで、まず原因を表す「His carelessness(彼の不注意)」という言葉が主語になっています。そして動詞の「caused」の後に、結果を表す言葉の「the accident(その事故)」が使われています。この場合も「原因 + cause + 結果」の形が覚え方のポイントです。
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