「distinguish A from B」と「tell A from B」は、どちらも「AをBと区別する」という意味の熟語です。これらの言葉は使い方がとても似ているので、合わせて覚えておくと良いでしょう。
まずは「distinguish」「tell」「A from B」それぞれの単語の意味を確認してから、具体的な使い方を例文で解説していきます。
「distinguish A from B」の意味
「distinguish A from B」・・・「AをBと区別する」
「distinguish」・・・「識別する」
「distinguish」は、「識別する」という意味の動詞です。「A from B」で使われている「from」は物事の起点を示すBからAに「離れる」というニュアンスのある言葉です。たとえば、「I am from Tokyo.(私は東京から来ました。)」は、東京から離れて今私はここに存在しているというニュアンスです。
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「distinguish A from B」は、AとBを「離して」それぞれを「識別する」というニュアンスから、「AをBと区別する」という意味になります。AとBを区別して見分けたり、聞き分けたりするという意味で使われます。
「distinguish A from B」の使い方
My dog seems to be able to distinguish my voice from others.
私の犬は、私の声と他人の声を聞き分けることができるようだ。
この例文では、「AをBと聞き分ける」という意味で「distinguish A from B」が使われています。「my voice(私の声)」と「others(他人の声)」を区別して聞き分けるという意味になります。
必ずというわけではありませんが、「distinguish A from B」は「can/could/be able to」などを伴うことが多いです。「can distinguish A from B(AをBと区別することができる)」または「can’t distinguish A from B(AをBと区別することができない)」このような使い方をすることが多いです。
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「tell A from B」の意味
「tell A from B」・・・「AをBと区別する」
「tell」・・・canやcouldなどを伴って「識別する」
動詞の「tell」は、「伝える」という意味でよく知られていますが、canやcouldなどを伴うと、いつでも伝えることができるというニュアンスから「識別できる,区別できる」という意味になります。
「tell A from B」の場合も「A from B」を使っているので、物事の起点を示すBからAに離して、それぞれを区別するというニュアンスです。
「tell A from B」の使い方
Can you tell a dog from a wolf?
あなたは犬をオオカミと見分けることができますか?
この例文は、「tell A from B」と「can」を一緒に使うことで、「見分けることができる」という意味で使われています。「tell A from B」と「distinguish A from B」は、「can/could(できる/できた)」などの能力を表す言葉を伴うことが多いです。
「can/could」の他にも「It’s easy to tell A from B(AをBと区別するのは簡単だ)」や「It’s difficult to tell A from B(AをBと区別するのは難しい)」など、能力を表す言葉との相性が良いです。たとえば「It’s difficult to tell a dog from a wolf.(犬をオオカミと見分けることは難しい。)」このような使い方をします。
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